スタッフブログ

  • 在宅酸素患者会「青空会」のバスハイク

    2012年6月01日(金曜日)

    テーマ:イベント

    先週の日曜日の5月26日に、
    新古賀病院と古賀病院21の管理で在宅酸素療法をしている患者さんや
    そのご家族で結成した交流会「青空会」が
    古賀病院グループの医師やスタッフと一緒に、
    太宰府へのバスハイクを行いました。

    在宅酸素療法とは、
    症状は安定していても、慢性呼吸不全などで体の中に
    酸素を十分に取り込めないという患者さんに対して、
    病院ではなく自宅で酸素吸入をする治療法のことです。

    在宅酸素療法をしている患者さんは、
    携帯用酸素ボンベが重たいうえ、人目が気になり、
    酸素が足りなくなることへの不安もあって外出できないのが実情です。

    青空会は、こういった患者さんが青空のもとに笑顔で集う
    親睦、情報交換、学習の場づくりを願って、
    2008年10月に設立されました。


    今回のバスハイクは2010年11月に実施した柳川までの
    バスハイクに続く2回目のバスハイクで、
    患者さん7人とご家族2人が参加しました。

    古賀病院グループのスタッフは、
    新古賀病院呼吸器内科の富永正樹部長や眞田宏樹医師のほか、
    看護師や臨床工学技士、理学療法士、栄養士らスタッフ13人が、
    携帯用酸素ボンベや薬剤など持って同行しました。

    午前9時半に新古賀病院を出発し、
    バスの中で自己紹介をしたあと、太宰府天満宮の境内では
    太鼓橋などを散策して参拝しました。


    太宰府で昼食を取ったあと、
    九州国立博物館を訪ね、
    開催中の特別展「平山郁夫 シルクロードの軌跡」を鑑賞しました。



    青空会では不定期に会誌を発行していますが、
    今回のバスハイクの様子や、参加者の皆さんの感想などを
    次回の会誌で会員の皆さんにお知らせする予定です。


    (広報担当・ミズウチ)