こがねっと。Vol.15
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「第7回 筑後地域メディカルラリー大会」で総合2位に入賞。NewsTopics& 悪天候の中、2019年3月10日(日)に第7回筑後地域メディカルラリー大会が開催されました。メディカルラリーとは、救急医療についてもっと身近に感じてもらう体感型イベントであり、大規模災害や、院内ERの設定など様々な現場を再現し、医師・看護師・救命救急士らで構成するチームが現実さながらの救命活動を展開し、その的確さや連携の技術を競うものです。 当院からは研修医2年目の春田寛子先生、救急部の宮島愛美看護師と久留米広域消防本部の救命士の合計3名で出場し、強豪がひしめく中、12チーム中、見事総合2位に入賞しました。夜遅くまで練習した成果を発揮し、最初は緊張していましたが、表彰式の後には楽しくできたと言っていたのが印象的です。一昨年は総合4位、昨年は総合優勝、今年は総合2位と確実に、救急への意識や技術が高くなっていると感じます。今回、携わってくださいました救急部の皆さま、並びに練習に何度も足を運んで下さいました久留米広域消防本部の救命士の方々には深謝申し上げます。 来賓や3年間支えてくださったご家族の方、指導してくださった先生方、共に過ごした在校生に見守られながら51名が学び舎を巣立っていきました。 宮ノ陣の久留米ビジネスプラザで行われた卒業式では、一人ずつステージに上がり薬師寺学院長が卒業証書を手渡されました。 薬師寺学院長の式辞では「病める人々のために活躍して頂けると確信しています。医療従事者は『生涯研修・生涯奉仕』の精神を心掛けなければならないということです。本学院で学んだ皆さんだからできると信じています。」と激励の言葉を述べられました。 これに対し、卒業生を代表して江上亮子さんが先輩のいない環境での不安を思い出しつつ、「実習メンバーや先生方に相談することで、その時の自分にできる一番の看護を真剣に悩み、考え、提供することができたのではないかと思います。そして、患者さんの笑顔に出会った時には何よりも嬉しく感じ、更なる看護への意欲に繋がっていきました。関わってくださった全ての方々への感謝の気持ちを忘れず、私たちはそれぞれの新しい道に進んでいきます。」と答辞を述べました。 最後に卒業生全員で、支えてくださった方々へ、言葉を詰まらせながら感謝の言葉を述べ一礼した姿はとても印象的でした。 4月からはそれぞれの道へ羽ばたいていきます。2019年3月7日(木) 木々の芽吹きに春を感じる良き日に古賀国際看護学院 第1回卒業証書授与式が挙行されました。

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