こがねっと。Vol.18
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できていない方は、教育入院をしていただいています。教育入院は、糖尿病について勉強していただくことを目的とした入院です。病院食で実際の味付けや食事の量などのバランスを、ご自身で感じてもらいます。糖尿病教室で知識をつけていただき、運動療法も、フィットネスで実際に体験していただいて、健康運動指導士に、継続できるような運動を指導してもらっています。友寄 患者さんには糖尿病教室を通して自分が行った検査項目に興味を持っていただき、自分の現状を把握することにつなげて欲しいです。少しでも患者さんに耳を傾けてもらえるようにお話することを心掛けています。友寄 糖尿病は長くつきあっていくものになります。バランスの良い食事と適度な運動をまずは心掛けていただきたいと思っています。小西 糖尿病の食事療法で食べてはいけないものはありません。極端な食事制限をすると、特に高齢者の方は筋肉量の低下にもつながります。適正なエネルギー量でバランスよく食べていただければ、何でも食べられます。栄養指導の際は、まず患者さんの今の食生活をお伺いして、患者さんの生活リズムを考え、改善できそうな部分から提案させていただきます。ぜひ管理栄養士を頼りにしていただき、何でも気軽に相談してください。野口 豊富な知識を持った看護師もいますので、生活の中で困っていることなど何でもご相談ください。毎月、外来向けにも糖尿病教室を開いていますが、参加される方が固定されていて、人数も多くありません。糖尿病の患者さんはもちろん、ご家族にもぜひご参加いただいて、もっと多くの方に利用していただけたらと思います。ご家族も一緒に参加できる糖尿病教室をぜひご利用ください合併症を防ぐために欠かせない血糖コントロル糖尿病療養指導士の私たちが患者さんの糖尿病治療を支えています合併症を防ぐために欠かせない血糖コントロル糖尿病療養指導士の私たちが患者さんの糖尿病治療を支えています小西亜也加(こにし あやか) ■新古賀病院 / 栄養管理課野口由紀子(のぐち ゆきこ) ■新古賀病院 / 看護部Diabetes

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