こがねっと。Vol.18
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お持ちの方も、連携して一度に診られるという利点があります。例えば甲状腺疾患の一つにバセドウ病という、目の周りの筋肉やまぶたに異常が出て、ものがダブって見えたり、視力が低下して生活に支障が出る病気があります。クリニックには眼科もありますので、同じ日に情報交換をしながら診療を行うことができます。 クリニックは、今は予約制となっていますので、すごく待たせることもありませんし、診察前に採血結果が出るような体制を組んでいるので診察もスムーズです。  まずはよく患者さんのお話を聞くということを心掛けています。そうすることで、患者さんの心は軽くなりますし、何か発見のきっかけになるかもしれません。そうでないと、大事な症状を見落としてしまうこともあります。 何でもいいので、心配なことがあったら訪ねていただきたいと思います。 甲状腺疾患は決して怖くありません。根本的に治るということではありませんが、治療をすればうまく病気と付き合っていけるようになります。また適切な治療をすることで元気になり、きちんと社会復帰ができます。 可能であれば、信頼できる専門家の受診をおすすめしますが、甲状腺疾患の専門医はなかなか見つかりにくいのが現状です。まずは今まで診てもらっているかかりつけの先生に相談すると、診察に関する情報を得ることができます。 高血糖の状態が続くと、毛細血管の壁が弱くなって壊れ、出血します。毛細血管がどんどん閉塞していき、血流が不足してくるとそれを補おうと新しく弱い血管が生えてきます。その血管は容易にぷつっと切れて、大出血を起こします。それが、糖尿病の増殖型網膜症です。目の中に血がいっぱいたまると光が入ってこなくなり、やがて目が見えなくなります。 他の病気を併発している人もいます。例えば緑内障や白内障です。糖尿病の合併症検査のため目の中を詳し❼適切な治療を行えば甲状腺疾患は怖くありません糖尿病による合併症の一つに増殖型網膜症があります患者さんの話がヒントになり、疾患の発見につながることも。白内障や緑内障の早期発見が白内障や緑内障の早期発見が白内障や緑内障の早期発見が白内障や緑内障の早期発見が白内障や緑内障の早期発見が白内障や緑内障の早期発見が眼科医の小島浩樹先生にお聞きしました。新古賀クリニック

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