こがねっと。Vol.20
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 私は新古賀病院の超音波検査を主に担当しています。超音波検査で見るのは、心臓と肝臓・胆のう・膵臓・腎臓など。そして首の動脈・静脈、足の動脈・静脈です。最近は脳の血管もエコーで見ています。 当院の臨床検査課は、全員がどの臓器でも検査できることが強みです。救急外来もあるため、全身を見ることができ、柔軟な判断ができる必要があります。 他病院では、技師が画像を撮ってドクターが診断レポートを作る、というところもありますが、当院は技師が検査からレポート作成まで行い、最後に先生に確認していただいています。それだけ私たちの検査技術が信頼されているということなので、やりがいを感じています。 勉強はずっと続けなくてはなりません。スタッフ全員が可能な限り資格を取るようにしています。臨床検査技師の資格だけでなく、ワンステップ上の認定超音波検査士、さらに上級の指導ができる学会認定技師も複数名所属しています。 当院の理念は「患者第一主義」です。患者さんにしっかり医療サービスを還元できるように、努力を重ねています。今後は院内だけでなく、介護施設などにも出向く訪問検査の活動を始め、オープンに活動できるような検査室を目指していきます。今後は介護施設などの訪問検査活動にも力を入れていきたいスタフ全員がすべての臓器を検査できることが当院の臨床検査課の強みです大久保洋平(おおくぼ ようへい) ■新古賀病院/臨床検査課 主任 臨床検査技師ハイレベルな臨床検査技師が医師の診療をサポートしています。

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