こがねっと。Vol.22
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NewsTopics&外国人スタッフのご紹介新古賀病院 消化器外科の馬場活嘉先生が、肝胆膵外科高度技能専門医に認定されました。天神会ではグループとして国際化に取り組んでいます。その一環として、現在11名の外国人職員を雇用、そのうち小郡地区では9名(関係法人の若草会を含む)が介護業務に従事しています。スリランカ、ベトナム、モンゴルで、在留資格は介護福祉士、技能実習、特定技能です。慣れない漢字や方言を含んだ話し言葉、また母国ではまだ概念がうすい「介護」に多少戸惑いもあるみたいですが、患者さんや利用者さん、また、日本人スタッフの理解の下、日本での生活や業務が楽しいと言ってくれるまでに成長しています。国や文化が違うと考え方や習慣が違うこともありますが、違うことをお互いに尊重し、それを「おもしろい」と思えるような多様性・柔軟性のある職場づくりにも彼らの存在は大きなものとなっています。日本は世界的に見ても超高齢社会となっており、介護技術・福祉用具も日々進化しています。当法人で得た知識、習得した介護技術や体験した福祉用具を、いつか母国で役立て広める先駆者になるような人材に育ってもらう、その一端を担うことが出来ればと考えています。肝胆膵外科手術は、消化器外科手術の中で、特に難易度が高いと言われており、難しい手術を安全に、かつ確実に行なうことのできる外科医を育てるために2008年よりスタートした制度です。高度技能専門医の資格を得るためには、一定の経験を積んだ修練医が厳格な書類審査と手術ビデオ審査を経て認定されます。新古賀病院は日本肝胆膵外科学会 高度技能専門医制度認定修練施設(A)に認定され、県内でも数少ない認定施設です。肝胆膵外科高度技能指導医 髙尾貴史先生と肝胆膵外科高度技能専門医 馬場活嘉先生、2名の在籍になります。

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