介護老人保健施設こが21介護老人保健施設弥生園産科・婦人科みやじまクリニック古賀国際看護学院法人本部天神在宅ケアセンター事務部三国事業部こがケアアベニュー宮ノ陣大石町・縄手 本部総務部は、総務課、施設・車両管理係、物流係、広報係、天神キッズ保育園を担当しました。 2024年度理事会運営は規定どおり四半期ごとの定期理事会を開催し合計11件の決議事項について承認を受けました。12月付で辺春診療所の廃止、2025年4月1日付小郡市東地 今年度は前年度に引き続き広報誌のリニューアルに取り組み、業者の選定や構成の見直しを行い、12月に広報誌を発刊しました。従来の1つのテーマを掘り下げる構成から、グループ内の各施設の取り組みや情報を広く発信する構成へと刷新し、天神会の活動をより多くの方に知っていただけるよう努めました。そのほか、古賀病院21において、国内で2施設目となるMRIガイド経尿道的前立腺超音波アブレ-ション治療1. 車両管理におけるDX化の推進 従来、車両管理においては運転日報およびアルコールチェックを紙ベースで行っていましたが、回収・集計の手間や紙資源の消費といった課題を抱えていました。そこで、2024年8月より、二次元バーコードを活用したスマートフォンによるWeb入力システムを導入しました。これにより、毎月の日報・チェックシートの回収業務が不要となり、紙やインクの使用量を大幅に削減することができました。また、入力データはスプレッドシートに自動的に集計されるため、データ分析も容易になりました。具体的には、曜日・時間帯別の車両使用状況や、ドライバーごとの車両利用状況などを可視化することが可能となり、車両運用計画の最適化や効率的な車両配置に役立てています。 医療材料の運用を業務委託(SPD化)し3期目の契約更新となりました。より一層、現場や法人への貢献を図るべく、「定数の見直し」、「不動在庫の確認後、要・不要の精査」、「現場の在庫管理指導」を強化し、かつ委託会社からの提案も促しました。 また、2年に1度見直しの診療報酬改定に伴い特定保険医区地域包括支援センターこがの新設など、今期は組織変更が多く適切に対応しました。さらに、毎月の全体ミーティング、年度行事の総会、懇親会、忘年会、わかくさOB会などの企画・運営を行いました。「TULSA(タルサ)」の導入に際し、専用ホームページの開設、パンフレットの作成などのサポートを行いました。また、従来は久留米シティプラザで実施していた市民公開セミナーを、今年度からは新古賀病院管理棟5階記念講堂へと会場を戻し、秋(10月)と春(3月)の年2回開催しました。会場の変更に加え、会場参加とWeb配信を併用したハイブリッド形式としたことで、多くの方にご参加いただきました。2. 施設管理におけるAI活用による契約更改業務の効率化 2024年11月、委託していたビルメンテナンス業者の撤退に伴い、委託業者440件に及ぶ契約を3ヶ月以内に更改するという事態が発生しました。AIに契約書を読み込ませることで、必要事項の抽出や記載ミス、不備の確認を自動化し、担当者の作業負荷を大幅に軽減することに成功しました。 その結果、解約準備からわずか3ヶ月で全契約の更改を完了し、さらに撤退から1ヶ月後には更改後の費用比較、年間計画表の作成まで完了することができました。AIの活用により、通常業務に支障をきたすことなく、迅速かつ正確な契約更改を実現できたことは大きな成果です。療材料も変更になるため、保険償還改定作業にも取り組みました。その他、輸送費値上げや原価高騰にて医療材料のみならず一般材料(文具や日用品)の値上げもあり、より安価な法人契約通販への利用に移行しました。 さらに、これまで紙ベースであった業者からの請求書のデジタル化も進み、業務の簡略化が可能となりました。— 126 —総務課主任 広報係 遠竹 忠久 施設・車両係 主任 原口 直哉 総務部長 岩本 ひとみ総務課長 下河 昇一物流係 鷲﨑 加奈子総務部
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