介護老人保健施設こが21介護老人保健施設弥生園産科・婦人科みやじまクリニック古賀国際看護学院法人本部事務部こがケアアベニュー宮ノ陣大石町・縄手三国事業部天神在宅ケアセンター<医師の働き方改革がスタート> 2024年4月医師の働き方改革が施行されました。2023年度に続いてA水準を継続することができました。院長や事務長が中心となり定期的に全ての医師の勤怠実績をチェックし、時間外の多い医師の監視や指導を実践していただきました。<ベースアップの実現> 2024年6月の報酬改定において医療従事者の賃上げを目的としたベースアップ評価料が新設されました。介護報酬においても3種類の介護職員処遇改善の制度が一本化されました。当法人ではどちらも算定し、基本給のベースアップを行いました。2024年度に2.1%の引き上げを実現し、2025年度には1.35%の引き上げが決定しています。世間では大企業の春闘や最低賃金の大幅引き上げが話題となる中、当法人でも限られた財源を活用しベースアップを実現させることができました。<業務改善> 今まで書面で配布されていた「個人住民税特別徴収税額通知(納税義務者用)」の電子化を行いました。職員向けの配布物が紙から電子に変わることで、人事課担当者も各事業所の事務担当者も仕分け作業などの作業時間が大幅に削減されました。また、医事課と連携し、職員医療費の給与天引きを開始しました。支払のための会計業務や未収金の削減、未払者への催促などの医事業務の軽減に貢献しました。 2024年度は医師、臨床研修医を含め129名の入職がありました。今年度も入職式は分散開催で新古賀病院・記念講堂と古賀病院21・福利厚生棟の2箇所で行いました。翌日からの新人合同研修会は久留米ビジネスプラザで行いました。 コロナあけ、5年ぶりの宿泊新人研修会を夜須高原青少年自然の家で行いました。7回目となる宿泊研修は7月11日~12日の二日間、3ヶ月のフォローアップ研修として行いました。また、ソフトバレーボール大会を11月17日(日)久留米学園東校舎の体育館をお借りして25チーム158名の職員が優勝を目指して気持ちの良い汗を流しました。<人事統合システムCOMPANYの利用拡大> COMPANYは一法人に留まらず複数法人の人事労務を管理できるシステムです。今年度、私たちはそれを実現するため、グループ法人である社会福祉法人若草会(以下、若草会)にCOMPANYを導入することを決めました。2024年10月に若草会COMPANY導入プロジェクトを立ち上げ着々と準備を進めてきました。人事給与、就労、各種申請をCOMPANYに統一することにより複数法人の人事労務データ集約や一括管理をすることが可能になります。<職員総数、入職者数等> 2024年4月1日付総数2,183名(非常勤医師除く)、新入職者総数275名、うち4月1日付124名(医師11名、新臨床研修医7名、看護師72名、准看護師2名、薬剤師2名、診療放射線技師2名、臨床工学技士12名、理学療法士3名、作業療法士5名、歯科衛生士1名、医師事務作業補助者2名、介護支援専門員1名、介護福祉士2名、介護実務者1名、鍼灸師1名)でした。障害者雇用は、法定雇用率2.5%に対し2.77%(雇用数40.0人)でした。2026年7月に2.7%へ引き上げられるため、現在の雇用率を維持できるよう法人全体で取り組む必要があります。 フィロソフィ研修会も7月17日より12月25日まで計44回に振分けてZoomと集合研修の併用で毎回30数名の受講者でトータル1600名程の正規職員が参加して研修会を行いました。数年前までは、研修会の形式にこだわり席順やグループの組み合わせなど主催者側が決めてから研修会を行っていましたが、今年度より、自由にグループを組んで自発的に司会者を決め同じ課題を多職種で協議する、多職種連携の形を自然に身につけながら、天神会フィロソフィを学べるように変更しました。 来年度はAIなどを駆使して更なる進化した研修にして行きたいと考えています。— 127 — 人事部 部長 鷺山 俊勝人財開発室 室長 橋爪 一明課長 平 博樹人事部
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