介護老人保健施設こが21介護老人保健施設弥生園産科・婦人科みやじまクリニック古賀国際看護学院法人本部天神在宅ケアセンター事務部三国事業部こがケアアベニュー宮ノ陣大石町・縄手 診療情報管理課では診療の過程で発生する、診療録を含む紙媒体・電子情報の管理、活用を主な業務としています。 近年では院内で電子情報の活用について需要が高まり、医師を始め様々な部門からデータの抽出を依頼されることが増えてきました。2024年度3月現在、新古賀病院は正職員6名・パート1名、古賀病院21は正職員3名・パート1名、新古賀リハビリテーション病院みらいは正職員1名で勤務しております。<退院時サマリー> 医師が作成する退院時サマリーについて、当課が管理し法人目標である「退院後1週間以内の完成」を目指し、完成状況の確認・未完成のものは主治医へ督促を行い3施設概ね2024年度の1週間以内完成率は97%~98%です(グラフ参照)。新古賀病院では患者さんが増えてきている状況ですが、その中でも早期に退院時サマリーを作成頂いています。新古賀リハビリテーション病院みらいは天神会となった2022年度からのデータです。<カルテ開示> 昨今では患者本人が直接依頼するよりも弁護士を通した依頼が増えてきております。依頼がしやすいように、開示請求にかかる必要書類や、開示請求用紙の記載例などをホームページで閲覧・ダウンロードできるように整備しており、遠方からでも柔軟に対応出来るようにしております。<がん登録> がん登録業務を円滑に行う為に、登録作業者の育成に力を入れています。新古賀病院では正職員3名、古賀病院21では正職員3名、新古賀リハビリテーション病院みらいでは正職員1名で登録作業を行っています。古賀病院21では2024年度に1名がん登録初級者資格を取得し、登録作業者全員ががん登録初級者資格を保有する体制を整えました。外部研修にも積極的に参加・知識のアップデートを行い、登録内容の精緻化を図っています。<今後の課題> 電子情報の活用についての需要の高まりを受け、必要とされる部門として認識頂く機会が増えました。一方でその期待に応えられるようデータ抽出内容の幅を広げること、抽出にかける作業時間の短縮、期待以上のデータの提供をしていくことが課題と認識しております。そのために外部研修への参加や、院内の他部門と適切にコミュニケーションを図っていくことが大切であると考えております。— 136 —開示請求件数新古賀リハビリテーション病院みらい 診療情報管理課 平井 裕子新古賀病院 診療情報管理課 統括課長 平井 幸彦古賀病院21 診療情報管理課 主任 藤原 隆寛診療情報管理課
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