社会医療法人天神会 2024年度 年報
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診療技術部看護部各委員会報告業績編集後記教育講演会・研修会・研究会天神会医療研究会抄録 2024年度 臨床工学技士56名(新入職12名)、臨床業務、施設・部署間連携、タスクシフト・シェア等に取り組みました。 新古賀リハビリテーション病院みらいでは、医師、看護師と協力して透析患者受入強化、後方支援として、急性期病院で治療終了後、療養病棟での人工呼吸器(IPPV,NPPV)の受入から管理を臨床工学技士6名で取り組みました。 古賀病院21では、法人内部門間連携業強化、業務拡大に<血液浄化部門>時任義臣、渕上苗世、青柳諒香、本田貴之、村本歩夢、田嶋佑梨、榎本栞太、齋藤暉斗/千代島雅史、中野友揮、田中健斗、桑野結菜、吉川法人、下城 教史/本村光、林聖那、川上昌浩、古賀龍彦、吉本優輝、坂本零、東川琉信、永田凌雅、井手優希/佐野可奈、山田貴美子/藤木誠、小山剛史、重松護隆、羽野秀俊、橋本晋、池田梨恵 天神会透析5施設の総透析件数は、64,658件/年(前年度比97.9%)で、内訳は、外来透析54,522件/年(前年度比96.4%)、入院透析10,136件/年(前年度比106.7%)でした。 CHDFやPMX等の急性血液浄化治療件数は180件(前年度比120%)と増加し、アフェレシス領域では、重症下肢虚血の患者に対するレオカーナ治療が、161件/年(前年度比670%)と大幅に増加しました。また、ギラン・バレー症候群や甲状腺クリーゼによる急性肝不全に対して血漿交換療法が行われました。 新古賀クリニックでは、透析室にエコー装置を導入しバスキュラーアクセス管理の強化に努めました。古賀病院21ではポケットLDFを用いたフットチェックを開始しました。野伏間クリニックでは、こがケアアベニュー野伏間グランデ開設後、入<呼吸器部門>新古賀病院:小西泰央、湯浅竜一、中山創詞、福澤梨香子古賀病院 21:成富さおり、友清靖子 新古賀病院ではPSG検査の増加によりCPAPの導入件数が増加しました。また呼吸器内科医師の増員に伴い気管支鏡検査も増えました。呼吸器関連業務として壁掛け式ディスポ吸努めました。PAC-35による排痰療法の導入を開始し他職種で取り組みました。自己研鑽では集中治療専門臨床工学技士1名、認定血液浄化臨床工学技士1名取得しました。 新古賀クリニックでは、2年後建築へ向け取り組みました。新古賀病院では、高気圧酸素治療の導入、各部門の新術式導入、新型人工心肺装置の導入、過去最多手術件数に対する新たなタスクシフト・シェア推進等、取り組みました。居者4名が通院透析を開始しています。みらい病院では透析装置を更新し、天神会各施設と同じ装置に統一され、操作性や教育においてより安全な治療が可能となりました。引器を全部署変更し消耗品コストを削減しました。 古賀病院21では、HFT件数が増加となり専用機のみならずハイフローモード搭載のハミルトンC1での対応を行い経費削減に努めました。呼吸器業務の人員を増員し臨床業務において臨機応変な対応が可能となりました。排痰を促進する高頻度人工呼吸器(PAC-35)を導入、各診療科で治療実施し病態改善に努めました。— 161 —天神5施設 透析件数(外来・入院)天神5施設 血液浄化件数臨床工学課 課長 森光 祐輔課長 成富 さおり課長 時任 義臣副課長 佐野 可奈副課長 藤木 誠臨床工学課

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