社会医療法人天神会 2024年度 年報
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診療技術部看護部各委員会報告業績編集後記教育講演会・研修会・研究会天神会医療研究会抄録 新古賀リハビリテーション病院みらいでは、急性期病院での治療が終わり長期に人工呼吸管理が必要な方を受け入れ人工呼吸器の年平均装着日数は249日、NPPVは113日であり合計管理人数16名でした。また病棟と協力して人工呼吸器管理下で入浴実施を安全に実施できるように取り組んでいます。<機器管理部門> 古賀病院21では、2024年度は9月に機器管理システムを更新しました。新システムは点検用タブレットが以前のものよりも拡張され、カメラ機能が付くなど業務の効率化に繋がっています。日常点検数は昨年より減少していますが、院内Wi-Fiで機器点検などを実施しているため業務がより円滑に行えています。 新古賀病院では低圧持続吸引器の使用増加に伴い、必要台数を見直し更新を実施しました。また輸液ポンプ検査装置を導入したことで、定期・修理後点検の作業効率が向上しまし<高気圧酸素部門>古賀病院 21:本村光、林聖那、川上昌浩、古賀龍彦、吉本優輝、坂本零、永田凌雅、井手優希、東川琉信 2024年度は5月に新古賀病院へ治療器を1台移設しました。新古賀病院での治療開始以降は古賀病院21の治療継続と新古賀の治療が順調にスタート出来るよう業務応援を実施しました。治療器の移設もあり治療件数は減少していますが、2年目スタッフが業務を習得するなどスタッフ育成に注力しました。新古賀病院:松本健太、中山創詞、福澤梨香子、奥園結、田中愛望、宮本脩平、諸藤愛祐奈、本田貴之、山田貴美子、村本歩夢、片山啓司郎、古賀新梧<内視鏡部門>松本健太、江口信幸、奥園結、田中愛望、宮本脩平、渕上裕斗、内村愛祐奈、古賀舜己、片山啓司郎、古賀新梧、中村朱吏斗、秋山福子 天神会全体での症例数は前年度比の98%と僅かな減少となりました。本年度末には内視鏡AI画像診断支援システムを導入し、更なる検査・治療の精度向上、症例数の増加に期待しています。また、今年度は新古賀リハビリテーション病院みらた。ICU・HCUへの患者情報システムMirrel導入に際し各生命維持管理装置の通信対応を行い運用に貢献しました。新古賀リハビリテーション病院みらいでは、医療機器故障対応は20件、定期点検は856件行いました。機器管理は一部紙運用から当院でもME機器管理システムZEROMEを導入し管理業務の効率化を目標に取り組んでいます。 古賀病院21から装置1台を移設し、6月よりHBOを開始しました。形成外科や循環器内科の難治性潰瘍に加え、イレウスや脊髄疾患など他科からも依頼があり、HBOの認知が進み症例数も増加しております。また、操作技士は他部署と連携し、稼働枠を拡大することができました。いとの連携も強化し、内視鏡機器・処置具の移設や看護部を含めたスタッフ育成を行いました。今後、さらに内視鏡部門の施設間ローテーションや他部門との連携を強化し、高気圧酸素療法や気管支鏡、手術室業務など1人1人が多くの業務に関与できるよう努めていきます。— 162 —

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