社会医療法人天神会 2024年度 年報
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ご挨拶新古賀クリニック診療科新古賀病院診療科古賀病院21診療科新古賀リハビリテーション病院みらいみらい介護医療院辺春診療所野伏間事業部矢取事業部教育研修部 2024年度はこがケアアベニュー野伏間グランデ入居者増とグランデでのデイサービス開始に伴い、ラウンド、デイサービスの利用者が増加しました。10月にはグランデでお楽しみ会を、12月は入居施設でそれぞれクリスマス会を行い、入居者、利用者とその御家族に楽しんでいただきました。通リハでは一部の利用者をデイサービスへの移行したため利用者減となりましたが、より積極的にリハビリを行う方針とし、リハビリ会議もコロナ禍前に行っていた対面に戻しました。グループホームでは通年通りの運営でしたが、スタッフからの報告で入居者の病状悪化を早期に防いだり、服薬時間の調整で入居者の食事摂取がより容易になった事例があり、スタッフの気づきの重要性を再認識しました。クリニックでは内科(循環器内科)、透析、皮膚科(美容)、整形外科での診療を行い、1月から外来予約制を導入しました。待ち時間の減少に繋がり患者満足度に寄与したと思われます。新型コロナウイルス、インフルエンザ感染は年末~1月に増えましたがその後、落ち着きました。ただ、施設に入居している高齢者の病状悪化、転倒による新古賀病院、古賀病院21への救急搬送、予約外受診が増え、連携の有り難さをしみじみと感じた年度でもありました。透析においては栄養状態の改善を期待して軽食の提供を希望者に行い、本人、御家族、施設からの体調の情報を早期に確認しつつ、透析患者の体調管理に努めました。病棟では天神会の医療機関、施設を中心に他法人からも入院受入を行い、昨年度より転入院が増えました。 野伏間事業部では各部署でスタッフが自律的に考え行動しており、密に連携を取りながら適切な医療、介護を提供していく所存です。野伏間クリニック 院長  田 中  秀 憲— 10 —野伏間クリニック院長挨拶

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