診療技術部看護部各委員会報告業績編集後記教育講演会・研修会・研究会天神会医療研究会抄録 さらに、学会・研究会発表や、心電図検定などの資格取得に取り組み、個人のスキルアップを図ることで全体のレベル向上を目的としてきました。 日々進歩する新しい技術やデバイスの操作などを取り入れて、安全かつ効率的なAG室運営になるよう臨床工学技士として努めて参りました。腎部分切除26例、膀胱全摘4例、腎尿管3例)。今後も多岐にわたる手術や最先端治療を行うため臨床工学技士として環境整備に取り組んで参ります。— 163 —<AG部門>酒井優作、中野友揮、田中健斗、吉川法人、鈴木優大、齋藤暉人、福澤梨香子 今年度は新たに3名の技士がAG部門に加わり、医師が行うカテーテル治療のサポート業務、補助循環装置の操作、デバルキングデバイスの操作を習得してきました。各治療件数は前年よりも増加しましたが、技士も増員出来たことで1人当たりの業務負担軽減に繋がったと考えます。 また、新たな不整脈治療の方法としてパルスフィールドアブレーションが導入されました。短時間かつ効果的な治療方法ではありますが、安全に使用出来るように臨床工学課も関わっています。<手術部門>新古賀病院:森光祐輔、宮川彩、中山創詞、桑野結菜、宮本脩平、入船紗綺人工心肺:千代島雅志、湯浅竜一、中山創詞、中野友揮、内田 涼太郎 スコープオペレーターに加え、麻酔補助業務や助手業務など、新たな手術室業務のタスクシフト・シェアに取り組み、過去最高の手術件数・全麻件数に貢献しました。TAVI 100例、消化器・呼吸器daVinci 100例目を迎え、TAV in SAVやdaVinci新術式(胃切除術、縦隔腫瘍切除術)導入、新型人工心肺装置導入による並列開心術、Covid陽性患者さんの解離手術など、新たな術式、体制構築にも取り組みました。古賀病院21:鹿口研一、諸藤愛祐奈 2024年度は手術件数2,347件(整形外科:938件、泌尿器科:1,251件、耳鼻咽喉科:75件、シャント手術:80件、その他3件)。12月から泌尿器科によるTULSA治療も始まり今年度は4件。ロボット支援手術におきましては69件(前立腺36例、
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