診療技術部看護部各委員会報告業績編集後記教育講演会・研修会・研究会天神会医療研究会抄録 地域医療支援病院制度は、地域で必要な医療を確保し、地域の医療機関の連携等を図る観点から、かかりつけ医を支援する目的で創設され、当院は2010年4月に福岡県知事により地域医療支援病院の承認を受けました。 地域医療支援病院の役割は、患者に身近な地域で医療が提供されることが望ましいという観点から、紹介患者に対する医療の提供、医療機器等の共同利用の実施等を通じて、第一線の地域医療を担う、かかりつけ医等を支援する能力を備え、地域医療の確保を図る病院とされており、承認要件は以下の様に定められています。・200 床以上の病床を有すること。・紹介患者中心の医療を提供している事 ①紹介率80%を上回っていること ②紹介率65%を超え、かつ、逆紹介率が40%を超えること ③紹介率50%を超え、かつ、逆紹介率が70%を超えること (①〜③のいずれか1つ)・救急医療を提供する能力を有する事 救急搬送受入件数が年間1,000件以上、 又は、救急搬入受入件数/救急医療圏人口≧0.002・建物、設備、機器等を地域の医師等が利用できる体制を 確保している事。・地域医療従事者に対する研修を行っていること(年間 12 回以上)別途研修会にて掲載しております。 運営委員会は、2024年7月10日、9月25日、12月16日、2025年3月26日の年4回開催しました。委員会は保険・行政機関の長、久留米医療圏の医師会長、学識経験者等が委員で構成されております。委員会では、承認要件実績報告の他に、救急医療に関する事、診療報酬改定に関する事、働き方改革の事等の意見交換を行っております。 これからも地域医療支援病院として患者さん、開業医の先生方より信頼される病院として日々の診療に努めてまいります。 以下、承認要件の2024年度実績になります。— 177 —新古賀病院 事務部長 塚本 珠文古賀病院21 事務長 中村 篤地域医療支援病院委員会
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