社会医療法人天神会 2024年度 年報
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ご挨拶新古賀クリニック診療科新古賀病院診療科古賀病院21診療科新古賀リハビリテーション病院みらいみらい介護医療院矢取事業部辺春診療所教育研修部野伏間事業部  以下に、2024年度の当科の活動を報告いたします。1. 診療実績外来初診患者数: 312名  外来再診患者数: 3,642名外来のべ患者数: 3,954名 入院患者数: 35名<おわりに> 膠原病は全身性疾患であり、呼吸器、循環器・腎臓、消化器、眼など、多彩な臓器症状を呈します。そのため、各臨床科と連携し、総合的な診療を行うことが不可欠です。今後も、各診療科と連携を取りながら、最新の医療知見に基づいた質の高い医療を提供するとともに、患者さんの生活の質(QOL)の向上に貢献できるよう、研鑽を積んでまいります。— 45 —2024年度 リウマチ・膠原病科 外来実績<はじめに> 2024年度は、久留米大学病院膠原病内科医局より私が新たに常勤医として赴任いたしました。また、これまで新古賀病院膠原病内科を常勤(月・火・水・金)で支えてこられた末松栄一先生が非常勤(木曜午前)へ、同じく非常勤(木曜午前)で診療されていた江渕真樹子先生は産休に伴い退職されるなど、人事面で大きな変化のあった一年となりました。 初めての環境で外来・病棟管理を任されることとなり、当初は不安も大きかったものの、新古賀グループのスタッフ皆様の温かいサポートのおかげで、円滑に業務を進めることができました。またその中で、リウマチ性疾患、膠原病診療において新たな知見に基づいた治療の導入に努め、患者さん一人ひとりに寄り添った医療の提供を心がけてまいりました。 当科で扱う主な疾患としては、関節リウマチ、リウマチ性多発筋痛症、ANCA関連血管炎、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、成人発症Still病、全身性強皮症、多発性筋炎/皮膚筋炎、ベーチェット病、その他膠原病が挙げられ、当科への紹介理由としては、関節症状、不明熱、抗核抗体陽性の精査などが多い傾向でした。リウマチ・膠原病科 蓮尾 友里リウマチ・膠原病科

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