ご挨拶新古賀クリニック診療科新古賀病院診療科古賀病院21診療科新古賀リハビリテーション病院みらいみらい介護医療院矢取事業部辺春診療所教育研修部野伏間事業部 看護師特定行為とは、手順書を用いて高度な実践を行う38の行為です。今まで看護師が行えなかった行為が定められた研修を修了することにより、行うことができます。 2014年6月よりこの研修制度が創設され、2024年9月時点では日本国内で11,441人の研修修了者がいます。 新古賀病院でも、2021年4月より特定行為研修センターを開校し教育施設となりました。 研修修了生は2021年度:21名、2022年度:7名、2023年度:10名、2024年度:16名と54名の研修修了生が臨床で活躍しております。また、当院で研修できる特定行為区分やパッケージも年々増加し現在では以下に示すように、3パッケージと10区分の研修を履修することができます。<新古賀病院特定行為研修センターで履修できる区分>在宅・慢性期領域パッケージ術中麻酔管理領域パッケージ集中治療領域パッケージ呼吸器(気道確保に係るもの)関連呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連循環器関連栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連動脈血液ガス分析関連栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連感染に係る薬剤投与関連血糖コントロールに係る薬剤投与関連術後疼痛管理関連循環動態に係る薬剤投与関連<特定行為の実践と課題> 2024年度の実施件数を表に示します。 医師のタスクシフトや患者様への迅速な対応・処置など現場で特定行為を行うメリットは多くありますが、まだまだ活かしきれていない行為も多くあるのが現在の課題です。2025年度は課題を少しでも解決し、特定行為を最大限活かせるような環境を作っていきたいと思います。— 53 —新古賀病院 看護師特定行為研修センター 靏 知光岩本 雅俊看護師特定行為研修センター
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