ご挨拶新古賀クリニック診療科新古賀病院診療科古賀病院21診療科新古賀リハビリテーション病院みらいみらい介護医療院矢取事業部辺春診療所教育研修部野伏間事業部PETがん健診で発見されたがん症例(701例)内訳<はじめに> PET画像診断センターは2003年5月の開設から数えて23年目に入りました。 私の方は役職定年で3月末で副院長職から卒業しておりまして、今は、後任の派遣(いつになるかはわかりませんが)を待ちながら、少々時短の状態で働かせてもらっています。<診療体制> 昨年同様、核医学・PET診断は私と佐々木雅之先生との2人体制、放射線科のCT・MRI読影は山口彩子先生です。私が行っていました新古賀クリニックの検診CT・MRI読影は昨年度までとなりました。<放射線診断読影件数> 読影件数は外部読影依頼分(山口先生によるチェック済)を含め、CT:8296件、MRI:7942件、RI:119件、新古賀クリニック検診CT:676件、MRI:131件でした。<PET検査件数> 2605件を目標にしていた年間PET検査件数は、2627件(自由診療1927件、保険診療700件)で達成率は100.8%でした。医療ツーリズム件数は63件(中国から)と少し増加してきました。 なお、2025年3月末までにPETがん健診で発見されたがん症例を表に示します。<学会・研究会活動> 継続して日本核医学会PET核医学分科会「PETがん検診ワーキンググループ」に参加しています。 学会発表は行いませんでした。<2025年度目標> PET検査年間件数目標2476件(自由診療1879件、保険診療597件)としています。<トピックス> 今年度中のPET撮影装置の更新が決まりまして、来年には新しいPETカメラでの診療ができそうです。 また、以前から話題になっているホルモン抵抗性前立腺癌のためのルテシウム177-PSMA核医学治療の保険適応が今年度にはなんとか認められそうです。当院での治療についてはいくつかのハードルを越える必要がありますが、できるだけ施行する方向で準備しています。— 61 —古賀病院 21 副院長 PET 画像診断センター長 吉田 毅(健診期間2003年5月1日~2025年3月31日)2025年5月20日判明分PET 画像診断センター
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