透析治療において、お薬は非常に重要な役割を担っています。リン吸着剤や降圧剤、貧血治療薬など、それぞれのお薬が皆様の体調を整え、合併症を防ぐために欠かせません。しかし、中には「飲み忘れてしまった」、「調子が良いから飲まなくても大丈夫だろう」と自己判断で服用を中断したり、余ってしまったお薬をそのままにしてしまったりする方もいらっしゃるかもしれません。• 治療効果の低下:必要な量が服用できていないため、病状が悪化したり、合併症のリスクが高まったりします。• 副作用のリスク:飲み忘れが続いた後にまとめて服用するなど、不適切な服用方法によって副作用が出やすくなることがあります。• 医療費の無駄:処方されたお薬が無駄になってしまい、医療費の負担が増加します。• 薬の管理の煩雑さ:多くの種類のお薬を管理する中で、余ったお薬が混ざってしまうと、さらに混乱を招く可能性があります。 もし、お薬が余ってしまっている場合は、次回の診察時に医師や薬剤師に遠慮なくお申し出ください。お薬が余っている理由を伺い、処方量の調整や、服用方法の見直しなど、皆様一人ひとりに合った最適な方法を一緒に考えさせていただきます。 お薬は正しく服用し、残薬をなくすことで、より効果的な治療へと繋がります。ご不明な点やご心配なことがございましたら、いつでも薬剤師にご相談ください。 本年も、皆様が安心して治療を受けられるよう、薬剤課一同、全力でサポートしてまいります。古賀病院21 薬剤課副課長 伊藤 夏希14余ったお薬をそのままにしておくと、 以下のような問題が生じる可能性があります。そこで、皆様にお願いしたいのは、**「残薬調整」**です。「残薬調整」 について
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