透析だより
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 当施設は、野伏間クリニックに併設しており、透析患者さんが安心して暮らせる環境を整えております。今回は、透析を続けながらも「自分らしい生活」を送る入居者さんの様子をお伝えしたく筆をとりました。 当ホームの最大の特徴は、野伏間クリニックが近隣にあること。送迎車でわずか数分、雨の日も濡れずに通院できます。「通院の負担が減って、心にゆとりができた」とおっしゃる方が多く、透析日以外の時間を有効に使っておられます。 透析のない日は、併設のデイサービスや近隣のリハビリ施設へ。理学療法士等による個別リハビリや、集団レクリエーションで体を動かします。「足腰がしっかりしてきた」「友達が増えた」と笑顔が絶えません。午後からは体操やカラオケ、外出レクリエーションに参加される方も。透析で疲れた体を、リハビリと仲間との時間でリセットしているようです。 そして、毎週楽しみにしているのが「訪問スーパー」と「キッチンカー」です。火曜日は施設ロビーにスーパーのワゴン車がやってきて、日用品や嗜好品、お惣菜を選び放題。また別の曜日にはキッチンカーで出来たてのパンやお弁当、ケーキやお菓子が登場し、行列ができるほど。「外に出なくても買い物ができる」「週に一度の楽しみ」と大好評で、いまでは当ホームの名物になりました。 90歳を目前にしても「今日も透析に行ってきます」と笑顔で出かけるAさん。夕食後にはラウンジで将棋を楽しんでいます。Bさんはキッチンカーのパンを頬張りながら「これがあるから頑張れる」と冗談交じりに話されます。透析は確かに大変ですが、医療と生活支援がしっかり連携しているからこそ、皆さん前向きに過ごせているのだと感じます。 透析を続けることは、決して「我慢」だけではありません。適切な環境があれば、笑顔で趣味を楽しみ、美味しいものを食べ、仲間と語り合う――そんな当たり前の幸せを手にできます。私たちスタッフは、これからも「透析があるからこそ快適に」をモットーに、一人ひとりの「したい暮らし」を支えてまいります。 透析だよりをお読みの皆様、どうぞお体を大切に。いつか「こがケアアベニュー野伏間グランデ」で一緒にキッチンカーの行列に加わっていただけたら嬉しいです。主任 森永 美加23こがケアアベニュー野伏間グランデ透析と暮らしを両立する毎日

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