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当センターの放射線治療

強度変調放射線治療(IMRT)とは、複数の方向からの放射線に強弱をつけて、がんの形態に合わせて集中的に照射する治療です。 がんの形態は複雑で、周囲には正常な臓器や組織があります。従来の放射線治療では、限られた方向からほぼ同量の放射線を照射するため、正常組織への被爆は避けられず、副作用や障害を懸念するあまり、がんに十分な線量を照射することが困難な場合が多々ありました。しかしIMRTは、周囲の正常組織への線量を極力減少させながら、がん患部により高い線量を照射することができるため、がんの制御率を高め、副作用を最小限に抑えることができる、現在最も注目されている体外からの放射線治療法です。 当センターでは、最先端のトモセラピーで強度変調放射線治療を行っています。
小さな病巣に対して複数の方向から高線量のX線やガンマ線をピンポイントに集中して照射し、手術で切除するような効果が得られる治療です。1回(SRS)または数回(SRT)治療を行います。 当センターでは、トモセラピーで肺がんや肝臓がんの定位放射線治療を行っています。
なお、グループ病院の新古賀病院では、ガンマナイフで脳腫瘍や脳血管障害の定位放射線治療を行っています。
最も一般的な放射線治療法で、X線や電子線を用いて体の外から放射線を照射します。全国約700施設で施行されており、当センターではリニアック装置で乳がんや肺がんの治療をはじめ、いろいろな部位に外部照射治療を行っています。
1日1~2回、週5回(月~金)、2~6週間程度照射を行っており、また、特殊治療として全身照射(TBI:骨髄移植の前処置として)や術中照射(IOR:全身麻酔下で手術時に直接病巣へ1回で照射)も可能です。
密封小線源という微小な放射能線源(4.5mm×0.9mm)を用いて、がん病巣に直接放射線を照射する治療です。
外部照射治療より正常の細胞への影響が少ないので、がん細胞に一度にたくさんの放射線をあてることが出来ます。このような装置を用いて、食道や気管支、子宮などの管腔臓器に対して行う治療を腔内照射と呼びます。腔内照射は単独で治療行うことは少なく、主に体外照射と併用して行います。
当センターでは、リモートアフターローディング装置で食道や気管支、子宮などの密封小線源治療を行っています。