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トモセラピーとは

トモセラピーとは、放射線治療装置とCTが一体となった強度変調放射線治療(IMRT)の専用機器です。
IMRTとは、治療器を360度回転させ、それぞれの方向からの放射線量に強弱をつけて、がんの形態に合わせて集中的に照射することで、がんの制御率を高め、副作用を最小限に抑えることができる治療法です。
IMRTはすでに高精度リニアックを用いて全国の多施設で行なわれていますが、 治療計画に非常に多くの労力と時間を必要とするため、十分に活用されているとは言いがたいのが現状です。一方、トモセラピーは、超高精度のコンピュータを用いて治療計画を行なうため、迅速で精度の高い治療を行うことができます。
2003年に米国で開発されたトモセラピーは、現在全世界で370台以上が稼動しており、日本では当院が12番目の稼動施設です。
特長1:副作用を軽減します
超高精度コンピュータで治療計画を行い、多方向から異なる線量をがんの形に沿って照射するため、 がんの制御率を向上させ、副作用を極力軽減することができます。
特長2:正確にがんを照射します
放射線治療装置とCTが一体になっており、治療の度にCTでがんの位置確認ができるため
照射部位にずれが少なく、正確にがんへ照射することができます。
特長3:複数のがんを同時に治療できます
広い範囲で治療ができるため、比較的大きながんや、複数のがんを一度に治療することもできます。 原理的には全身の治療もできます。
特長4:短期間の治療もできます
小さながんに高線量を集中させて短期間に治癒をめざす、ピンポイント照射の「定位放射線治療」にも対応できます。
特長5:患者さんに優しい治療です
1日1回、15~20分前後の治療で副作用も少ないため、外来通院で治療でき、通常の日常生活を送ることができます。また、一部疾患を除いて保険も適用されています。
治療経験が豊富で治療効果の高い「前立腺がん」の治療を優先しています。
強度変調放射線治療、定位放射線治療ともに、保険適用の症例の治療を原則としています。
病巣が限られた範囲にあり、転移が多発していない場合は、従来のリニアック治療に
準じた治療費で治療する場合もあります。