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消化器外科

概要

胃、大腸、直腸、胆嚢、鼠径ヘルニアを中心に腹部全般と内分泌(甲状腺)の治療や手術を行っています。

麻酔管理(全身麻酔+硬膜外麻酔、全身麻酔、腰椎麻酔)の年間手術症例数は2014年度が250例、2015年度が199例、2016年度が184例、2017年度が143例です。

学会認定

日本外科学会 外科専門医制度関連施設

日本消化器外科学会 専門医関連施設

日本大腸肛門病学会 認定施設

九州内視鏡下外科手術研究会 施設会員

当院での研修で各学会専門医取得、維持が可能です。

特長

  • 消化器外科専門医を取得した常勤医師2人で2016年度は、208例(全身麻酔+硬膜外麻酔、全身麻酔、腰椎麻酔、局所麻酔)の手術を行なっております。
  • 消化器外科医師だけでなく他科(消化器内科、放射線科、)の医師や放射線技師、検査技師との連携が整っており、消化器疾患全般に対して迅速かつ正確に診断、治療方針の決定が可能となり、手術症例に対しては麻酔科、手術室スタッフと協議のうえ安全に対応できるようになっております。
  • 小さい傷口からお腹の中に腹腔鏡を差し込んで手術を行う腹腔鏡下手術に積極的に取り組んでいます。身体への負担が少ない低侵襲手術ですので、早期退院も可能となります。腹腔鏡手術は個人の技術だけでなくチーム力が問われる手術です。常勤医師(固定チーム)で2014年度は156例、2015年度は123例、2016年度は112例の腹腔鏡手術を行っております。
  • 癌治療では放射線科、看護部、薬剤部とチーム医療体制を取り、最新の放射線治療や化学療法を行っています。また、当院緩和ケア病棟や地域医療と連携して、緩和医療を行なっております。

  • 下記の通り定期的な症例検討会(カンファレンス)を行って、患者様一人一人の病態を多職種のスタッフで把握しています。
    消化器内科、外科、放射線科、緩和病棟医師、検査技師、放射線技師との症例検討会を週に1回行なっております。
    消化器外科医師、病棟看護師、理学療法士、薬剤師とで病棟回診を週に1回行なっております。
    翌週の予定手術の症例検討会は、まず古賀病院21消化器外科医師(常勤医、非常勤医)で行い、日を変えて新古賀病院消化器外科医師、麻酔科医師、手術室看護師との検討会で手術や麻酔の具体的な方法を最終決定しています。

胃の治療

早期胃癌については腹腔鏡下手術を行っており、2016年度は 腹腔鏡下胃切除8例、腹腔鏡下胃全摘3例行っています。いずれも腹腔鏡補助下(切除、吻合は体外操作)ではなく完全鏡視下(切除、吻合も体内操作)で手術を行っています。進行胃癌については胃癌ガイドラインに従って開腹手術を行っています。非常に進行した胃癌症例に対しては、腹腔鏡検査を行い明らかな腹膜播種がないことを確かめた後に抗癌剤治療を行い、腫瘍を縮小させ微小転移を制御してから手術を行っております。
胃粘膜下腫瘍である胃GISTに対しては 腹腔鏡下胃局所切除を行っております。特に胃の入口や出口付近に局在するGISTを切除する際には、術後の胃の変形を最小限にするために腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除(LECS)を行っております。これは、腹腔鏡で手術を行うと同時に、胃カメラを使用して胃の中からも同時に腫瘍を観察 切除する難易度が高い手術です。2016年度には2例を安全に行っております。
良性疾患の胃・十二指腸潰瘍では、緊急手術も含めて腹腔鏡手術で対応しています。

大腸直腸の治療

大腸直腸癌に関しては、2016年度は、66%を腹腔鏡下手術で実施しており、大腸癌治療ガイドラインに従って、癌周囲のリンパ節を取り除くリンパ節郭清(3群リンパ節郭清)を行っています。特に肛門近くに病巣があるような高難度手術(直腸超低位前方切除術や、内肛門括約筋切除術)は腹腔鏡手術が適している症例が多く、積極的に行っております。腸閉塞(腫瘍が大きくて便が通らない)症例は、下部直腸以外の閉塞であれば大腸カメラを使ってステント(閉塞部位を拡げる処置)を閉塞部位に留置して便の通りを良くしてから腹腔鏡手術を行なっております。また、周囲組織へ浸潤した症例や肝臓転移や膀胱などへの局所浸潤の著しい大腸直腸癌に対しては、抗癌剤治療を行い、腫瘍を縮小させ微小転移を制御してから根治手術を行っています。
特に膀胱や尿管、前立腺に浸潤した症例は泌尿器医師と連携して安全に手術を行っております。

胆嚢の治療

良性の胆嚢疾患(胆嚢結石、急性胆嚢炎、胆嚢ポリープ、胆嚢腺筋腫症など)では腹腔鏡下胆嚢切除術が標準となっております。

その他の治療

  • 鼠径ヘルニア
    2014年〜2016年度の3年間の手術症例は155例でそのうち130例を腹腔鏡下で手術を行っております。
    従来の前方からアプローチ(大きく鼠径部にメスをいれる)する手術に比べて弱くなった筋肉にメスをいれることなく修復できて、術後疼痛が少ないことが大きな利点です。
    腹腔鏡手術は、腹腔内アプローチ(以下TAPP)と腹膜を開放しない腹膜外アプローチ(以下TEP)の2通りありますが、当院では両方の手術を使い分けております。
    TAPPは術中診断に長じており、ヘルニアの分類や両側の診断が容易にできます。術前に片側であっても実際は両側ということも多々あります。当院のデータでは、術前診断が片側でも腹腔鏡で観察すると両側存在している頻度が30%でした。潜在的両側鼠径ヘルニアに腹腔鏡手術を行うことによって約3割の患者様が1回の手術で済むこととなります。
    また、初期の鼠径ヘルニアのために鼠径部に膨隆を認めない鈍痛だけの症状に対しても的確に診断治療できます。再発症例に対してはTAPPを第一選択としております。
    TEPはTAPPに比べて手術時間が短いですが、術中診断がTAPPに比べて幾分劣りますので、当院では腹腔鏡を腹腔内に一度挿入してきちんと診断してからTEPを行っております。
  • 急性虫垂炎
    ほぼ全例に腹腔鏡下虫垂切除を行っております。特に肥満症例や虫垂が背側に転位して癒着した症例は、開腹手術に比べて手技が容易です。
    膿瘍を形成したような虫垂炎に対しては 抗生剤で感染の鎮静化を図り、炎症をコントロールできた症例に対して 数か月後に腹腔鏡下で虫垂切除を行っております。
  • 癒着性腸閉塞
    イレウス管で減圧のうえ腹腔鏡で観察して、癒着の状態によっては腹腔鏡下で癒着剥離を行います。
  • 甲状腺疾患
    損傷すると嗄声や気道閉塞となる反回神経という大事な神経を術中に同定する特殊な機械を使用しながら手術を行っております。

症例

消化器外科 手術実績(2017年度)

 

●全身麻酔症例、全身麻酔+硬膜外麻酔症例 143例

143例の内訳は下記の通りです。

  

病名 腹腔鏡手術 開腹手術 合計
胃癌 11例 79% 3例   14例
癌性腹膜炎 1例       1例
大腸・直腸癌 23例 85% 4例   27例
胆嚢良性疾患 26例 85% 4例   30例
鼠径ヘルニア 32例 68% 15例   47例
腸閉塞     2例   2例
急性虫垂炎 5例       5例
腹壁瘢痕ヘルニア     5例   5例
大腸穿孔     3例   3例
甲状腺腫瘍         1例
後腹膜腫瘍 1例   1例   2例
その他 3例   3例   6例
合計 102例 61% 41例

   

143例

 

下記はそれぞれの手術の内訳です。

胃癌  14例

腹腔鏡手術 開腹手術
腹腔鏡下胃切除                   8例
腹腔鏡下胃全摘                   3例
11例

胃切除                          1例
噴門側胃切除                         1例
胃全摘                                  1例

3例

 

癌性腹膜炎  1例

腹腔鏡手術 開腹手術
腹腔鏡下胃空腸吻合                          1例 1例    

 

大腸・直腸癌 27例

腹腔鏡手術 開腹手術

腹腔鏡下 回盲部切除                 4例
腹腔鏡下 右半結腸切除              5例
腹腔鏡下 左半結腸切除              1例
腹腔鏡下 下行結腸切除              1例
腹腔鏡下 S状結腸切除              1例
腹腔鏡下 高位前方切除              9例
(直腸S状結腸移行部癌)
腹腔鏡下 低位前方切除          1例
(直腸癌)

23例 回盲部切除                               2例
左半結腸切除                            1例
低位前方切除   (局所再発例)   1例
4例

 

胆嚢良性疾患(早期胆嚢癌含む)   30例

腹腔鏡手術 開腹手術
 腹腔鏡下胆嚢切除  26例

胆嚢切除                      4例

4例

 

鼠径ヘルニア 47例

腹腔鏡手術 開腹手術

腹腔鏡下ヘルニア手術(片側23例、両側9例)

TAPP(腹腔内アプローチ) 32例

32例 前方アプローチ           15例 15例

 

腸閉塞   2例

腹腔鏡手術 開腹手術
  腸閉塞解除術       2例 2例

 

急性虫垂炎  5例

腹腔鏡手術 開腹手術
腹腔鏡下虫垂切除術    3例
腹腔鏡下膿瘍ドレナージ  2例
5例    

 

 

腹壁瘢痕ヘルニア  5例

腹腔鏡手術 開腹手術
    腹壁瘢痕ヘルニア根治術  5例 5例

 

大腸穿孔  3例

腹腔鏡手術 開腹手術
                              腹膜炎手術 人工肛門造設  3例 3例

 

甲状腺腫瘍  1例

手術
甲状腺葉切除                1例 1例

 

後腹膜腫瘍(傍神経節腫瘍、脂肪肉腫)  2例

腹腔鏡手術 開腹手術
腹腔鏡補助下後腹膜腫瘍切除 1例
(術前塞栓療法)                
1例 膵体尾部切除        1例 1例

 

その他  6例

腹腔鏡手術 開腹手術
審査腹腔鏡                3例 3例                      3例

 

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