

PET(Positron Emission Tomography : 陽電子放射断層撮影装置)とは、がん胞がより多くブドウ糖を摂取する性質を利用して、ブドウ糖に似た薬剤(FDG)を注射し、その分布を画像化することでがんの有無や場所を調べる装置です。
体内に分布したFDGから放出される陽電子(ポジトロン)が周囲に存在する(陰)電子と結びつく時、その場所から180度正反対方向に1対のガンマ線を放出します。そのガンマ線を周囲に配列した検出器により検知することで、放出された場所を特定し、集積分布を画像化します。

PETカメラとCTを組み合わせた装置です。当センターでは、CTの検出器が40列あるPET-CT装置を導入しています。
PET撮影とCT撮影を同時に行い、PET画像(カラー)、CT画像(モノクロ)、2種類の画像を同じ位置で重ね合わせたフュージョン(融合)画像と、3つの画像を自動で作成します。PETとCTを同時に撮影するためほとんど体動がなく、2種類の画像の位置ズレが少ないフュージョン画像を作成することができます。

CT(Coputed Tomography :コンピュータ断層撮影装置)とは、身体の周囲を回転しながら放射されたX線を反対側の検出器で捕らえ、水平方向に輪切りにした身体の断面画像をコンピュータ上で構成する装置です。当センターは64列の検出器を持つ短時間で撮影できるCT装置を導入しており、PETと同じ撮影範囲(頭から大腿上部まで)を6秒程度で撮影します。
※64列CT装置でのCT検査はスタンダードコースのみです。他のコースはPET-CT装置でPET検査とCT検査を同時に行います。
通常のCT撮影は断面幅5mmで表示しますが、肺の異常を調べる場合には1.25mm幅で詳しく検査します。

MRI(Magnetic Resonance Imaging :磁気共鳴画像)とは、大きくて強い磁石を利用した画像診断法です。装置は強い磁石できており、検査室内も強力な磁界になっています。検査時に強い磁場に入ると、体の中の水素原子はおおむね同じ方向を向き、その状態に電磁波や磁場を作用させ、水素原子が反応して放出する信号から画像を得ます。エックス線を使用しないため、被ばくのない画像検査です。
また、薬(造影剤)を使用することなく、頭の血管等も描出する事ができます。