部門紹介(新古賀病院)

 

薬剤課

部門長あいさつ

 

薬剤部は、院内で使用される各種医薬品の適正使用とその安全管理を行なう役割を担なっています。現在、入院患者さんの内服調剤と注射調剤を、薬剤師20名で行なっています。また薬剤管理指導、抗癌剤・TPNの調整、TDM解析、院内製剤、治験薬の管理・調剤、DIの提供などの業務も行なっています。さらに生涯研修、専門・認定資格修得のために自己研鑽に努めていきます。今後も薬剤師としての専門知識と技術を生かし業務を拡大していきます。

スタッフ構成

スタッフ人数 (2020年8月1日現在)

薬剤師 20名
調剤補助 4名
計 24名

 

資格認定者数 (2020年8月1日現在)

認定実務実習指導薬剤師 1名
外来がん治療認定薬剤師 1名
筑後糖尿病療養指導士 1名
高血圧・循環器予防療養指導士 1名

 

調剤・監査業務

 電子カルテ導入により調剤監査システムと連動させ相互作用・禁忌などのチェックを行い、リスクを軽減させより安心・安全な投薬を目指しています。

 

薬剤管理指導業務

 全病棟に薬剤師を常駐し医薬品の適正使用、チーム医療の充実を目指して取り組んでいます。また電子カルテと連動させた薬剤管理指導業務支援システム(Cp-Map)を導入し、業務の効率化も行なっています。


化学療法・抗がん剤調整

 抗癌剤の調整は、製剤室内の安全キャビネットで無菌的な調整を行なっています。
 今後はレジメン管理やスタッフへの積極的な情報提供と、患者さんへの服薬指導を充実させ、より安全な化学療法が実施できるように体制を整えていきます。

 

 

 

TPN調整

 TPNの調整は、全病棟対象に製剤室内のクリーンベンチで無菌的な調整を行なっています。

薬物血中濃度測定解析

デイサービスアルカディア

 入院患者様に対し対象となる抗菌薬の初期投与設計や血中濃度測定後の解析報告により、患者様個々に応じた適切な投与量・投与間隔を検討し、抗菌薬の適正使用を実施しています。

 


今後の薬剤部

 医療の現場は常に変化しています。その変化に対応すべく、職場環境・業務内容の整理整頓を実施し、業務の効率化を進めていきたいと思っています。
 また他職種との連携をさらに強化し、チーム医療の中で専門性を持った薬剤師として活躍できるように薬剤部一同努力していきます。

持参薬の取り扱いについて

 平成30年10月~

当院において入院後の持参薬の取り扱いは下記のようになります。予めご了承ください。

患者さまがお持ちのお薬は国の方針により、入院中は使用できないことになっております。
改めて当院にて処方させていただきます。

  • 例外的に当院に同効薬がない薬は必要に応じて使用させていただきます。
  • 使用しなかった薬は返却いたします。
  • 使用しなかった薬については退院後かかりつけ医の受診時にご相談ください。

 

入院に際してお薬持参のお願い

入院当日、今処方されているお薬とお薬手帳などの情報源をご持参ください。
手帳がない方はいつどこでもらったか、飲み方が分かる説明用紙、薬の入っていた袋などでもかまいません。
※現在服用中のお薬のみご持参ください。

薬剤師が確認して医師へ情報提供します。
この情報をもとに今後の診療に役立たせていただきます。