診療放射線課

診療放射線課

診療放射線技師2名、エックス線装置5台(移動式1台)を中央棟1階フロアーに集合配置し、業務しております。

一般撮影装置

画像診断部_機器6

健康診断の胸部エックス線撮影や外来では呼吸器内科・循環器内科・消化器内科の胸部や腹部撮影、また整形外科では打撲による痛い所や脊椎また頭から手足の指の骨・関節を方向をかえて撮影します。

透視装置

画像診断部_機器5

血液透析に必要な内シャントは、シャント血管が狭窄することがあります。血管に造影剤を注入し、その流れや血管の様子をモニターに映し出し、血管に狭くなった箇所が見つかれば狭窄部を拡張させる経皮的血管形成術(PTA)に活用されます。
また医師・言語聴覚士・看護師・管理栄養士とのチームで行う嚥下機能検査(VF)、他にも骨折部の確認や整復、カテーテル留置やチューブ挿入に使用しています。

骨密度測定装置

画像診断部_機器7

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という病名は最近よく耳にされると思いますが、骨密度減少の原因は様々ですが、悪化する過程で痛みを伴うことはなく、骨折してからはじめて分かることが多い病気です。
この装置はDEXAと呼ばれ、2種類のX線(エネルギーが異なる2種)を利用して骨密度を測定し、若い世代や同年代の蓄積されたデータと比較し、骨粗鬆症の診断に利用されます。
装置の特徴としては前回の検査で選択した領域とほぼ変わらない領域を2回目以降も選択可能で比較データの信頼性が高いという点で安心して継続して検査されて下さい。

CT装置

画像診断部_機器8

当院では80列のマルチスライスCTで検査を行っております、検査をうける方は寝台上に休まれて穴の中を通過する間に外側のドーナツ状の中を回転しながら照射されるエックス線の透過情報により画像化されます。
大きな特徴は情報を受ける幅が80列と広いので検査時間が早く2,3秒で胸部のCTが可能です。
またこのCTには金属によるアーチファクトを減弱するソフトも入っており、手術で入れた金属周囲の情報を得ることができます。

診療放射線技師からのお願い

検査をお受けいただく際は、どうしても更衣が必要な場合がございます。脱ぎ着をしやすい上着や、ボタンや金属などがついていないシャツなどを着用されていますと検査をスムーズに行え、かつ受検者様ご自身の負担の軽減にもなります。また、待ち時間軽減にもつながります。ご理解いただけたら幸いです。
また、何度もお名前の確認もさせていただきます。受検者様の取り違いを確実になくすためです。お手数ではございますが、何卒ご了承くださいませ。
その他、気になることがございましたら、その都度なんなりとお申し付けください。少しでも検査の不安を和らげるよう努めて参りますのでよろしくお願い致します。