松島俊夫先生の教科書(手術書)

松島俊夫先生の教科書(手術書)

後頭蓋窩の微小外科解剖と手術

松島先生は、若い頃、顕微鏡下手術のための微小外科解剖の研究で世界的権威の米国フロリダ大学ロートン教授の元へ留学し、手術のための脳神経、血管の解剖を勉強した。
それ以来、特に後頭蓋窩の外科解剖に興味を持ち、後頭蓋窩の微小外科解剖と手術をライフワークにしてきた。
そして、長年の研究成果として、解剖に基づいた後頭蓋窩の手術書を「後頭蓋窩の微小外科解剖と手術」(日本語版)として2006年に出版。
これが好評であったので、今回、ドイツのシュプリンガー社から改訂・英訳して英語版 “Microsurgical Anatomy and Surgery of the Posterior Cranial Fossa”を2014年10月に出版する。

後頭蓋窩の微小外科解剖と手術 日本語版
後頭蓋窩の微小外科解剖と手術 英語版

目次 見出し
1 後頭蓋窩“3”のルール
2 神経組織
3 小脳動脈
4 後頭蓋窩静脈―命名について
5 後頭蓋窩架橋静脈
6 正中後頭下開頭
7 第四脳室と小脳延髄裂
8 小脳橋角部
9 外側後頭下開頭
10 神経血管減圧術のため
11 三叉神経痛
12 片側顔面痙攣
13 舌咽神経痛
14 内耳孔と聴神経腫瘍
15 小脳橋角部髄膜腫
16 大孔部
17 大孔外側部
18 側頭骨
19 経錐体法
20 頸静脈孔
21 OA-PICA血管吻合術

 

RHOTON 頭蓋内脳神経解剖と手術アプローチ

頭蓋内脳神経解剖と手術アプローチ
監訳  松島 俊夫、井上 亨
  出版社  南江堂
  発刊年  2017 年 10 月

本書は、松島俊夫センター長の師であり微小外科解剖の世界的権威の米国フロリダ大学ロートン教授の名著「 RHOTON Cranial Anatomy and Surgical A pproach es 」( Neurosurgery )の日本語版である。顕微解剖と外科的アプローチを解剖画像を多数用いて解説 しており、安全かつ正確な手術の実践に役立つ内容となっている。翻訳作業は2014 年から約4年を費やした。 解剖用語については、監訳者と一部訳者で小委員会を立ち上げ、解剖学用語(日本解剖学会監修、医学書院などを参考に新たな日本語訳を作った。脳神経外科医のみならず、神経放射線科医、神経内科医、解剖学専攻医や医学部学生にも理解しやすいように、基本的に人名以外の解剖用語をすべて日本語に訳すとともに、英語で親しまれている一部の単語は英語を 併記するなどした。

◇本書について
微小脳神経外科解剖の金字塔待望の日本語版刊行!!
著者がより安全で正確かつ丁寧な脳神経外科の手術を追求した40年を超す努力の結 晶である。本書に記載された研究内容が、新しいよりよい安全な脳への手術アプローチへとさらに発展していくことが期待されている。本書帯より