古賀病院21 放射線治療センター

介護・福祉サービスのご案内

 

 

センター長あいさつ

大曲淳一センター長

天神会では1997年10月より新古賀病院にて放射線治療を開始、2008年9月に古賀病院21に「放射線治療センター」を開設して20年以上放射線治療を行ってきました。その間の新規患者様は約7000人です。特に当院でのトモセラピー導入後10年を経過し高精度放射線治療と言われる、強度変調放射線治療や定位放射線治療を1800人以上の患者様に行ってきました。従来の治療器では困難ないし不可能なケースでも、良好な治療効果症例を多数経験しています。近来の技術革新により放射線治療は日々進歩しており、がん治療への貢献度も増加しています。限られた患者様ですが「切らずに治る」「ピンポイントで安全に」といった大きな恩恵を受けることができます。

 

天神会では3病院で各種の高精度診断機器を駆使して精度の高い検査を行っています。連携を密にしてこれらの検査結果を治療に活用することを心がけています。高精度放射線治療が可能なケースは限られますが、従来型の放射線治療を行う場合でも、正確な診断のもとでの治療が効果の向上に役立つことは言うまでもありません。

当院での患者様の約6割は他病院からのご紹介です。交通のアクセスはあまり良くない施設ですが、今までの実績をご評価いただいているものと自負しています。今後も更に地域のがん治療に貢献できるよう努めていく所存です。私たちのテーマは絶えず「より優しい、より効果的ながん治療」です。

放射線治療センター センター長  大曲 淳一

 

当センターの特長

リニアックで高精度な治療を行う事が可能です

リニアックに内蔵されたエックス線撮影装置や床に埋め込まれた2方向エックス線撮影装置を用い、呼吸同期等による呼吸移動対策を行った治療や頭部の定位放射線治療システムを導入した事で高精度な治療を行う事が可能です。

最先端のトモセラピーで治療を行っています

副作用を最小限に抑え、正確にがんを照射する、放射線治療器とCTが一体となったトモセラピー装置で、強度変調放射線治療(IMRT)を行っています。

トモセラピーについて詳しくはコチラ→

がんの一貫医療体制が整っています

がんは早期発見、早期治療が大変重要です。古賀病院21ではPET画像診断センターで早期発見を行い、がん治療の3本柱といわれる外科手術、化学療法、放射線治療で治療を行うことで、がん検査・診断から治療に至るまでの最先端の「がん診療体制」を整えています。放射線治療センターはその一角を担い、他科と連携しながら最適な治療を提供しています。 特に前立腺がんは、病状やインフォームドコンセント(正しい情報を伝えた上での合意)に応じた強度変調放射線治療や手術、ホルモン療法などの的確な院内治療を行うことができます。

古賀病院21 泌尿器科について詳しくはコチラ→

日々の待ち時間の短縮

治療時の待ち時間を短縮するために時間予約制をとっています。