血液浄化センター

概要

新古賀クリニック・新古賀病院の血液浄化センターでは、慢性腎不全に対する維持透析をはじめ、体内の老廃物や余分な水分を除去する各種血液浄化療法を、医師・看護師・臨床工学技士・管理栄養士など多職種が連携して提供しています。新古賀病院では、入院中の透析に加え、集中治療室での透析や高度な血液浄化療法にも対応しております。

 

センター長 挨拶

  令和8年4月より、新古賀クリニック・新古賀病院の血液浄化センター長を拝命いたしました辰元 為仁と申します。
  私はこれまで、腎臓内科、人工透析、糖尿病を専門として研鑽を積んでまいりました。腎臓病と糖尿病は深く関わり合っており、透析に至る前からの継続的な管理、そして透析導入後の心血管病、感染症といった合併症への対応、サルコペニア、骨折の予防や栄養管理まで、幅広い視点でお一人おひとりの患者様に向き合うことを大切にしてきました。

  古賀病院グループにおける透析医療は、昭和51年、古賀病院(現:新古賀クリニック)での開始から半世紀近い歴史を刻んでまいりました。この長い歴史の中で培われた信頼と実績を礎に、このたび新古賀病院に血液浄化センターを新たに開設する運びとなりました。現在、当グループでは新古賀クリニック・新古賀病院をはじめ、古賀病院21、野伏間クリニック、新古賀リハビリテーション病院みらい、新古賀みなみ病院の計6施設において透析医療を提供しております。
  新古賀クリニックでは最大168名の外来透析患者に対応し、常勤医4名、非常勤医2名にて昼間・夜間透析を提供しています。また、家族性高コレステロール血症に対するLDL吸着療法も行っております。
  新古賀病院では入院中の透析を中心に、ICU・HCUでの集中治療下の透析や感染症病棟での透析など、重篤・複雑な病態にある患者様への対応も担っています。
  特に集中治療の領域では、救急科が主体となって敗血症に対するエンドトキシン吸着療法、循環動態が不安定な重症症例への持続的血液濾過透析、肝疾患や自己免疫疾患に対する血漿交換療法など、高度な血液浄化療法に対応しており、血液浄化センターはその治療をさらに支える役割を担ってまいります。
  こうして新古賀クリニック・新古賀病院の両センターを一体的に運営することで、外来透析から急性期・入院時の透析まで、患者様のあらゆるステージに切れ目なく対応してまいります。

  透析は長期にわたって続く治療です。患者様が安心して、そして少しでも快適に通い続けていただけるよう、多職種チームで皆さまをサポートいたします。どうぞお気軽にご相談ください。 

血液浄化センター長 辰元 為仁

 

新古賀クリニック

外来患者さんの人工透析を対応しております。

透析ベッド数 67床(一般ベッドまたはリクライニングチェア)
最大受入可能患者数 168名
TV 各ベッドにあり
更衣室・ロッカー あり
患者食堂 あり
食 事 ・食事の提供はありませんが、お持ち込みは可
・透析中の軽食も可能ですのでスタッフへご相談ください
駐車場 あり(無料)
送 迎 あり(無料)
送迎地域やその他条件あり

 

新古賀病院

入院患者さんへの透析を中心に対応しています。

透析ベッド数 18床(一般ベッドまたはリクライニングチェア)
備 考 ICU・HCUでの集中治療下の透析や感染症病棟での透析なども行っています。

 

治療環境について(新古賀クリニック)

泌尿器科外来の待合室

 同時透析可ベッド数67床で、患者168名を受け入れる事ができます。
透析ベッドは一般ベッドかリクライニングチェアを選ぶ事ができ、各ベッドにはテレビを設置しています。

更衣室

泌尿器科外来の待合室

更衣室にはロッカーを用意しています。

患者休憩室

泌尿器科外来の待合室

患者様用に、休息用の部屋を設けています。
治療中に、ご自身で持参された食事をとることが出来ます。

診療時間(新古賀クリニック)

昼間透析(月~土)、夜間透析(月・水・金)を行っています。

月・水・金 午前8:30~
夜間17:00~23:00
火・木・土 午前8:30~

 

特長

当センターの透析診療の特徴

血液濾過透析(HDF)

当センターではHDFを行っています。HDFは、小分子量の尿毒素物質の除去に優れる血液透析(HD)と、中~大分子量の尿毒素物質の除去に優れる血液濾過(HF)の両方の長所を併せ持っており、小分子量から大分子量まで尿毒物質を幅広く除去する事ができ、透析アミロイドーシスや、血行動態が不安定で血液透析の継続が困難な方に有効です。なかでも、オンラインHDFは大量に濾過を行うことができ、もっとも効率の良いHDFです。

透析液清浄化

オンラインHDFや、効率よく透析可能な”ハイパフォーマンス膜”の使用などで、直接透析液が血液に注入される機会が増えており、透析液の清浄化は重要になっています。当院では、1990年代初めから透析液清浄化に取り組んでおり、専属の臨床工学技士により管理を行っています。

 

全自動透析装置

泌尿器科外来の待合室

透析の準備・透析治療の各工程を自動化する事で、省力化、業務の平準化や医療事故・感染事故の危険性の減少を可能としています。
今後、介助を必要とする患者様の増加が予想されますが、自動化によりできた時間的余裕を患者様のケアの時間にまわすことができます。

透析情報システム

泌尿器科外来の待合室

透析情報システムは、各透析装置とオンラインで接続されており、治療前に透析条件の設定を行う事ができ、透析開始時の作業が安全かつスムーズに行うことができます。透析中は装置の情報を常時監視しており、治療情報を正確かつ迅速に取り込むとともに、安全に透析を行う事ができます。
また、電子カルテと連携し、検査の依頼や結果確認、処方の入力や確認など情報管理が容易となり、省力化やミスの防止にもつながります。

多職種との連携

透析患者様はいろいろな合併症を持っていることが多く、合併症治療も欠かせません。
新古賀クリニック・新古賀病院をはじめ、古賀病院グループ間での連携により、糖尿病のほか、心疾患、脳血管障害や悪性腫瘍などの合併症の診療を、それぞれ専門のスタッフが連携して行うことができます。

フットケア

泌尿器科外来の待合室

透析患者様に合併しやすい足の潰瘍や壊疽を予防し、足切断になるようなことをなくすようにしたいと考えています。
透析中の定期的な回診には、閉塞性動脈硬化症や糖尿病に伴う足病変の早期発見を目的とした足の観察を組み入れており、必要に応じて、形成外科医やフットケアナースで診療を担当する「創傷外来」での診断・治療を行う体制を整えています。

栄養指導

定期的に行われる血液検査結果をもとに、医師・看護師と連携し、管理栄養士が患者様・ご家族に対して栄養食事指導を行います。
毎月、資料を作成し、患者様へ食事に関する情報をお届けしています。

過去の資料はこちらをご参照ください。

服薬指導

医師・看護師との連携のもと薬剤師が服薬指導を行います。

介護福祉関連

医療以外の問題に対しても、天神会の介護福祉部門がサポートを行います。介護保険の手続きといったことも代行し、相談事に対してもいろいろな解決策を考えて動くことができます。

 

新古賀クリニックへの通院について

・公共交通機関 : 西鉄久留米バスセンター・西鉄久留米駅から徒歩2分

・駐車場完備 : 自家用車で通院される患者様は、病院駐車場をご利用できます。

・送迎サービスの御案内

車椅子で乗車可能なリフト車も完備しています。
送迎地域やその他条件がありますので、詳しくはお問い合わせください。

  

新古賀クリニック 臨時透析の御案内~出張、旅行時の臨時透析が必要な方へ~

西鉄久留米駅から徒歩すぐで、近辺に宿泊施設も多く、出張や旅行時の臨時透析に便利です。

申し込み方法

臨時透析をご希望の方はまず、お電話ください。

0942-35-2485(新古賀クリニック)
受付時間:月~金(祝日除く)9:00~11:00/13:00~16:00 土曜9:00~12:00

 前日までに下記【事前に必要なもの】をファックスで送信していただく必要があります。  

ファックス送付先:0942-39-8070

事前に必要なもの

透析条件
最新の3回分の透析記録のコピー
健康保険証のコピー
重度障害者医療証のコピー
特定疾病療養受領証のコピー

当日、ご持参いただくもの

マイナンバーカード(または資格確認証)、医療特定疾療療養受領書(重度障害者医療受給者証をお持ちの方はご持参ください)
身体障害者手帳
診療情報提供書・透析情報連絡書(透析条件、最新の血液透析記録3回分)
内服薬のある方、インスリン使用をされている方は忘れずにご持参ください
医療費(1万円、所得の高い方は2万円が限度です)
※着替えをされる方はパジャマ・Tシャツ等の身軽なものを持参されても結構です。
必要な方は履き物も持参してください。
※止血バンドを使用している方は持参してください。

料金のお支払い

透析開始前に特定疾病受給者証の金額(1万円または2万円)をお預かりします。依頼日によっては、振り込みをお願いする事もあります。
後日会計処理終了後に領収証を郵送致します。