男性更年期外来について

女性同様、男性も40才を超えますと、加齢やストレスにより男性ホルモンが低下し、さまざまな症状(表1)が現れることが広く知られるようになってきました。

 

さらに近年では男性ホルモンの低下とメタボ、糖尿病、肥満など内科的疾患との間に密接な関係があることも明らかになり、欧米ではここ20年で治療を受ける方が急増しております。

 

日本では2007年に初めて診療の手引きが作成され、2022年度に15年ぶりに改訂されました。 当クリニックでは、内科外来で、診断および治療の適応を判断し、補充治療まで行います。

 

以前は男性ホルモンの補充により前立腺癌の新たな発症リスクを高めるのではという懸念がありましたが、その後の研究で、その可能性は否定されております。(ただ、治療前には全員、腫瘍マーカー(PSA)を測定させていただきます。PSAの値が高い場合は前立腺癌の可能性が否定できませんので、男性ホルモンの補充治療はできません。泌尿器科をご紹介させていただきます。)

 

診断から治療まで保険適用内での診療が可能です。以下の症状がいくつかあてはまり、男性更年期かもと思われたら、内科外来(担当医 明比 水・木曜と第2第4土曜日の午前中)にまずご相談され、ご予約ください。

 

男性ホルモンの低下を疑う症状

  1.総合的に調子が思わしくない

  2.関節や筋肉の痛みがある

  3.ひどい発汗がある(突然汗が出る)

  4.寝付きが悪い、ぐっすり眠れない

  5.よく眠くなる 疲れがとれない

  6.イライラする

  7.神経質になった

  8.不安感がある パニック状態になる

  9.行動力の低下、余暇活動に興味がわかない

  10.筋力の低下を感じる

  11.憂鬱な気分がある

  12.絶頂期は過ぎたと感じる

  13.力尽きた、どん底にいると感じる

  14.ひげの伸びが遅くなった

  15.性的能力の衰えを感じる

  16.総合的に調子が思わしくない

  17.早朝勃起(朝立ち)の回数の減少

 

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