スタッフブログ

  • 上海レポートSeason2 (7)

    2013年3月14日(木曜日)

    テーマ:上海レポート

    你好!
    こんにちは!

    上海生活4ヶ月が経過して、
    やっと市場のおばちゃんに言いたいことが言えるようになりました。
    道を尋ねられて、教えることができるようにもなりました(2回だけ)。
    ま、早口中国語は全く今でも聞き取れませんが・・・・。

    さて、既に1か月前のお話になってしまいますが、
    上海では2月半ばに春節(旧正月)休みがあり、
    私は2月9日~2月14日の期間お休みをもらいました。
    春節とは旧暦の1月1日のことで、今年は2月10日に当たりました。
    春節の前日は除夕(chuxi)といい、日本でいう大晦日のことです。
    この日の夜は一家団欒でTVを見ながらご飯を食べるので、
    街の人出はいつもよりずーーっと少くなっていました。
    タクシーの運転手さん達も夜は自宅でご飯を食べるため、
    タクシーの数も少なくて、除夕の夜に外食した私は
    タクシーがなかなかつかまらず、寒くてたまらない思いをしました。

    では前置きはこれくらいにして、
    中国の春節カウントダウンと正月の祝い方をご紹介したいと思います。

    1.飾りつけ

    ここは私の住んでいるおうち(駐在者向けのアパートメント)です。
    フロントは、こんな感じ。



    作り物ですが、手前が梅の花、奥に見えるのは金柑の木です。
    赤い飾り物もたくさんです。
    そしてここが私の住んでいる部屋。




    中国の祝い方を見習って飾りつけをしました。
    いいこと起こりそうでしょ。赤いでしょ。
    友達の大きな協力あって、私は何もしないうちにこれが完成しました。
    写真だけは私が撮りました。

    中国の春節はいつもに増して赤、黄、ゴールドの飾り物が増えて、
    いつもに増してきらびやかにパワーアップします。
    道の電灯には赤いちょうちんがつるされます。蛇年のアピールもすごいです。




    思いっきりお祝いします。めでたいめでたい!!


    2.中国では大晦日に何を食べるのか?

    友達に聞くと、「餃子、お魚」と答えが返ってきました。
    餃子は美味しいから、金子や銀子に形が似ていて縁起がいいから。
    魚は「年年有余」という言葉から。
    この言葉は、「毎年余裕がある」という意味ですが、
    この「余(yu)」と「魚(yu)」の読み方が同じなので
    「余」と「魚」をかけています。
    「毎年余裕のある生活が送れますように」の思いを込めて魚を食べるようです。
    私も一応、除夕の夕食には魚を食べました
    (茶色のあんの中に魚がちゃんとあります)



    3.カウントダウンと爆竹・花火

    バクチクを鳴らす理由は、残酷で獰猛な「年」(ニェン)という動物が鍵。
    中国ではこの動物が大晦日に人間を食うと信じられていて、
    「年」を撃退するために戸口に赤い垂れ幕?を飾って、
    一晩中爆竹を鳴らします。
    「年」は赤い色と大きな音を怖がるといわれているのです。
    だから、すごいすごい・・・・。
    みんなが、「年」を追い払うからすごいすごい。
    除夕の夜8時ぐらいから、あちらこちらで爆竹や花火がスタートします。
    みんながみんな、正月の準備をするために爆竹を鳴らし、花火をあげます。
    写真では上手く伝わりませんが、360度ぐるーりと花火です。



    そしてうるさい、うるさい、バンバン、バンバン、ピュー、ピュー、
    空はピカピカ光り、音も止まらず、大変な勢いです。
    ピークはやはり春節0時!!
    私達ももちろん、わーわー騒ぎながら爆竹と花火をしました。

    ちなみに花火や爆竹は、春節が近くなると屋台で売られます。
    私たちは本番3時間前ぐらいに焦って買いました。



    余談ですが、爆竹や花火のごみは翌朝にはすっかりきれいになっていました。
    いつだれが掃除したんだ…。ほんと不思議でした。

    さて。
    それでは次回は、春節の旅行に行ったので、
    その話しをしようと思っています。

    祝大家蛇年心想事成、万事如意 !!
    (みんなの蛇年がいい年でありますように!!)

    下次ブログ見!!(次のブログで)

    (管理栄養士 クワモト)