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  • 上海レポートSeason2 (9)

    2013年4月25日(木曜日)

    テーマ:上海レポート

    今日は、何から始めようかな。
    ずっと「你好」ばっかりだなー・・・
    ヨシ、これだ。

    「好久不见!你好吗?」
    (お久しぶりです!お元気ですか?)

    上海森茂診療所への出向中のクワモトです。
    今回は上海森茂診療所での私の仕事を紹介しようと思っています。

    森茂診療所は、上海市のビジネス街にあり、
    周りは背の高いビルがたくさんです。
    詳しく知りたい方は、
    「上海森茂診療所」のホームページを見てくださいねー。


    1.栄養指導
    森茂診療所は健診センターを併設しており、
    私は主に健診センターの栄養指導を行っています。
    健診受診者はほとんどが日本人で、もちろん日本語で栄養指導を行います。
    現在の食事状況と、採血データを照らし合わせて、栄養指導を行います。



    上海に駐在している日本人駐在員、またそのご家族は、
    日本と違うこの環境で食事の様々な悩みもお持ちです。
    日本では容易に購入できるものが買えなかったり、
    見たことのない食材があったり、
    単身赴任者であれば毎食毎日外食になったり……。
    食事アドバイスを行って、感謝されること、
    それは私のやりがいに直接つながってます。
    魚の食べ方で悩む、野菜のレシピで悩む、それらに対しては、
    魚図鑑レシピ、中国野菜レシピを作成しました。



    2.中国野菜レシピ発信
    中国野菜を用いたレシピは週1回作成し、毎週金曜日に発信しています。
    これは、奥様達にけっこう人気があります。
    実際に作って、写真つきで紹介してます。



    外部病院との交流
    近くにある病院との交流も行っています。
    そこには栄養士さんが8名と、
    栄養医師と呼ばれる先生がいらっしゃいます(写真5)。
    中国の医療状況などが習得できる場所で、大変勉強になります。
    しかし、メールでのやりとりはもちろん中国語。
    こりゃ大変です。日本語同士であれば5分で返信できるところを、
    中国語になると45分はかかります。
    本当にこれがつらい……。



    ここの栄養医師の先生が市民に対して開かれている
    栄養講座の講演を行うことがあり、私はそこへ参加しました。
    内容は栄養バランスの取り方と、高齢者の嚥下困難食についてのアドバイス。
    先生の講演は很好!!(とってもすばらしい。)
    対象者に質問を投げかけたり、
    「みんなでどうぞ!」と声かけしたりと、参加型の講座でした。



    中国人の出席者は本当に元気!ワイワイにぎやか、
    答えがあれば、口に出してそれを示す!
    皆がそのような感じでとても楽しかったです。



    さて、ちょっと寄り道になりますが、上の写真は中国の糖尿病食品交換表です。
    中国の表なので、中国の食品が当然載っています。
    羊、豚足、あわび、鯉、小龍包、肉まん、シュウマイなど。
    日本と違っていておもしろいですねー。
    それでは再见!

    (管理栄養師・クワモト)