部門紹介(古賀病院21)

 

薬剤課

部門長あいさつ

当院では病棟に薬剤師を配置し、薬剤管理指導業務・病棟薬剤業務を行っています。 入院・外来患者の薬の調剤や服薬指導以外にも抗がん剤、TPN(中心静脈栄養)の混注業務、TDM(血中薬物濃度モニタリング)解析による処方提案、院内製剤、治験薬の管理、医薬品情報の管理と提供を行っています。 チーム医療としては感染制御、医療安全、化学療法のレジメン管理、入院支援や糖尿病教室など多岐に渡って院内の業務や活動に関わっています。 今後も天神会の理念【人々の豊かな生涯を支援する医療・介護の実現】に向けて、チーム一丸となって業務に取り組んでまいります。

 

スタッフ構成

スタッフ人数 (2020年8月現在)

薬剤師 16名
調剤補助 4名
計 20名

 

資格認定者数 (2020年8月1日現在)

感染制御認定薬剤師 1名
抗菌化学療法認定薬剤師 1名
認定実務実習指導薬剤師 1名

 

調剤・監査

 電子カルテ導入により調剤監査システムと連動させ相互作用・禁忌などのチェックを行い、リスクを軽減させより安心・安全な投薬を目指しています。

 

病棟薬剤師業務

病棟に薬剤師を常駐し、患者さんが持参された薬を確認し適正使用に向けた取り組みに加え病棟でのカンファレンスや回診に参加し医師や看護師など他職種と連携してチーム医療を行っています。

薬剤管理指導業務

  薬剤管理指導業務は、電子カルテと連動させた薬剤管理指導業務支援システム(Cp-Map)を導入し業務の効率化に繋げています。


化学療法・抗がん剤調整

  抗がん剤の調製は当日に処方されたものも含め、薬剤部内の製剤室の安全キャビネット内で無菌的な調製を行っています。現在では約100件~200件/月の調製を行っています。より安全に化学療法を実施できる様に、レジメン管理や患者さんへの服薬指導、地域連携を充実させ、スタッフへの情報提供も積極的に行っていく体制を整えていきます。

 

 

薬物血中濃度測定解析

  入院患者さんに対し、対象となる抗菌薬(バンコマイシン、テイコプラニン、ゲンタマイシン、アミカシン)の初期投与量設計や血中濃度測定後の解析報告により、患者さん個々に応じた適切な投与量・投与間隔を検討し、抗菌薬の適正使用に繋げています。


今後の薬剤部

 医療の現場は常に変化しています。その変化に対応すべく、職場環境・業務内容の整理整頓を実施し、業務の効率化を進めていきたいと思っています。
 また他職種との連携をさらに強化し、チーム医療の中で専門性を持った薬剤師として活躍できるように薬剤部一同努力していきます。