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- 古賀病院21 臨床検査課
部門紹介(古賀病院21)
臨床検査課
部門長あいさつ
- 臨床検査課 統括課長 野田 哲寛
臨床検査課は責任医師1名、臨床検査技師14名、看護師1名、受付事務員1名、計17名のチームで外来の向かい側に位置しています。外来採血室と検査室は連結しており、採血、検体運搬、分析までをすべて臨床検査技師で行うため、迅速に結果提供が出来るシステムになっています。当院はブランチ方式を導入し、検体検査の大半を外部委託のスタッフが対応しています。 生理機能検査部門では、泌尿器領域での前立腺生検や手術時のエコーガイド、循環器領域では心臓リハビリでの心肺運動負荷試験や心リハ教室での講義、糖尿病教育入院での講義、また整形領域においては術中脊髄誘発電位モニタリングなどチーム医療に重要な役割を果たしています。
臨床検査課は「頼れる検査室」をコンセプトに正確なデータを迅速に提供することは無論、今後も幅広い分野で活動し役に立てるように努力していきます。
臨床検査部門
当部門ではスタッフ3名で輸血検査と骨髄穿刺補助等の血液検査の一部、生理機能検査の一部を担当しています。 当院は、ブランチ方式を導入しており、生化学・血液・凝固・免疫・一般検査の大半は外部委託のスタッフが対応しています。 採血、検体運搬、分析までの全てを臨床検査技師が行うため、迅速に結果提供が出来るシステムとなっており、採血後約1時間以内(特殊検査を除く)で検査結果を報告しています。
業務内容
- 輸血検査
- 血液検査
貧血や出血、手術時で輸血が必要となった患者様の、血液型検査、不規則抗体スクリーニング検査、交差適合試験などの検査や、血液製剤の保管・管理を行っています。
当院の特色として整形外科・泌尿器科の患者様が多く、自己血の貯血が積極的に行なわれており、それらの保管管理や出庫作業も検査室で行っています。
血液疾患疑いの患者様へ骨髄検査を行なう際の医師の補助、検体処理、鏡検の補助、報告書作成を行なっています。 今後、血液内科の医師の指導のもとでスキルアップを目指しカンファレンス等も行っていく予定です。
生理機能部門
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【神経機能】
- R-Rインターバル
- タッチテスト
- 脳波
- 神経伝導検査(運動神経・感覚神経)
- 脊髄誘発電位の術中モニタリング
- 簡易聴力
- 標準聴力
- 語音聴力検査
- ティンパノメトリー
- アブミ骨筋反射
- OAEスクリーナー
- 神経興奮性検査(NET)
- 鼻腔通気度検査+Acoustic Rhinometry
【耳鼻咽喉科】
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【循環・呼吸機能】
- 心電図
- ペースメーカーチェック
- ホルター心電図
- 負荷心電図(マスター・トレッドミル)
- 心肺運動負荷試験
- 超音波(心臓)
- ABI/CAVI
- 皮膚還流圧測定
- 呼吸機能検査
- 睡眠時無呼吸検査
- 眼底カメラ
- 超音波(腹部・体表血管)
【画像】
業務内容
生理機能検査担当技師11名と検体検査担当技師3名で業務にあたっています。生理機能では、心電図検査や超音波検査などの一般的な検査から、脊髄誘発電位の術中モニタリングや睡眠時無呼吸検査などの特殊な検査も行っています。検体部門はブランチラボですが、輸血業務や一部検査は院内のスタッフで行っています。
当院は救急病院であり、緊急検査の対応として毎日20時まで緊急検体検査や輸血業務を輪番制で実施しています。
当直業務はスリープセンターで睡眠時無呼吸検査を行っており、主に生理機能担当技師が担当します。検体検査担当技師は、新古賀病院の検体検査当直を担当します夜間や日祭日の超音波検査は呼び出し体制です。
また、新古賀病院臨床検査課と密にジョブローテーションを行い、互いの病院の検査技術の向上を図りかつ良質なコミュニケーションを維持しています。