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部門紹介(古賀病院21)
臨床工学課
最近の医療には、医療機器が欠かせません。私ども臨床工学技士は、その中の治療機器が安全に使用できるように、これらの保守・点検・修理・運用が主な業務です。
内視鏡
内視鏡室では上部消化管(食道・胃・十二指腸カメラ)、下部消化管(大腸カメラ)、胆膵道、気管支の検査・治療などの介助を行っています。
治療に関しては、食道・胃・十二指腸・大腸の早期癌を内視鏡的粘膜切除術やポリペクミ-などを行い切除しており、これらの治療は外科手術に比べ入院期間も短く、臓器そのもの機能が保たれます。
内視鏡機器(スコープ)の感染予防にも取り組んでおり、内視鏡学会の感染防止ガイドラインにそって全例消毒を行い、組織検査を行う鉗子などは全て使い捨て(ディスポ)を使用しています。
呼吸器
呼吸班では呼吸を補助する人工呼吸器やその周辺機器を取り扱っています。患者様に使用中の医療機器も、医師・看護師・理学療法士などの病院スタッフと連携を取りながら、監視しています。また、在宅で使用される医療機器も、医療機器リース会社と連携し安全に出来るよう努めています。
睡眠時無呼吸症候群に対しては、検査室と連携をとりながら治療機器の点検、保守管理を行っています。
臨床工学部室
CPAP治療機器の点検
血液浄化
血液浄化部門では血液透析治療以外の各種血漿交換療法やサイタフェレシス、腹水濾過濃縮法など幅広く行っています。
血液透析では、以前より透析液清浄化、感染対策、コンピュータによる透析管理システム、研究会・学会などへの参加など、看護部とともに努力してきました。安全で快適な透析治療を提供しています。
RO装置
A液溶解装置
B液解装置
透析液製造装置
コンソールのメンテナンス