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救急救命士さんの”気管挿管”病院実習が修了しました!
2025年9月18日(木曜日)
テーマ:その他
命の危険が迫った人のもとへ駆けつけ、救急車などの中で救命処置を行う救急救命士。当院では、救急救命士の病院実習を受け入れ、技術取得に協力しています。
なかでも、「気管挿管認定救急救命士」になるためには、救急救命士がさらに、気管挿管に関する講習を受講し、麻酔科専門医の指導のもと、全身麻酔下の患者さんに30症例以上、気管挿管を成功した後、認定を受ける必要があります。
2025年9月10日、当院にて、気管挿管病院実習を行っていた救急救命士さんが、すべての過程を修了されました。
30症例の気管挿管はもちろん、カメラとモニターがついた“ビデオ咽頭鏡”による気管挿管も5症例成功という素晴らしい実績を達成!“ビデオ喉頭鏡”での実習修了は、久留米広域消防管内で第1号とのことです。
救急現場の初動対応で、気管挿管ができる救命救急士が増えることは、患者さんの命を救う上で非常に重要です。今回の実習を通して、地域の救命率向上に大きく貢献できることを期待しています!また、気管挿管実習にご理解、ご協力いただきました患者さんに感謝申し上げます。
当院はこれからも、地域医療の発展と患者さんの救命率向上のため、救急救命士の育成に協力してまいります。
※気管挿管…呼吸低下や心肺停止などに至る患者さんの生命にかかわる重要な手技で、気管にチューブを挿入して肺に酸素を送る医療行為のこと