麻酔科

  • 基本情報
  • 医師紹介
  •  

概要

当科では、局所麻酔で行われる小手術や検査のための脊椎麻酔を除く約2,000例の手術麻酔を担当しています。

最近の研究では、手術中だけでなく手術前後を含めた周術期の管理方法によって、患者さんの年余にわたる予後まで左右されることが分かってきました。これは手術に伴う身体的あるいは精神的ストレスが、術後早期の経過だけでなく、退院されて数年後の心筋梗塞や脳血管障害など、新たな病気の発症にも影響を及ぼすというものです。

私たち麻酔科医は、術前には個々の患者さんの健康状態を十分に評価することによって、術中は安全で最適な麻酔管理を心掛け、術後は硬膜外鎮痛や持続静脈投与法、神経ブロックなどを積極的に行って疼痛軽減とリハビリ促進を進めています。そして今後も全職員と連携して、早期の社会復帰を目指したより質の高い周術期管理に取り組んで行きます。

手術実績

  2018年度 2019年度 2020年度
全身麻酔症例数 1,498 1,689 1,547
手術数総数 2,484 2,639 2,418